「海の恵み 食の底力 JAPAN」公式レシピブック Vol.1 2020-2021
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8海の恵み 食の底力 JAPAN 公式レシピブック | vol.1北海道産 タイを使ったレシピ鯛と玉葱。相性の良い2つの食材を使ったご飯です。かつおと昆布の合わせ出汁を使わず、昆布出汁で炊く事でより鯛から出る出汁と香り、玉葱の甘み香りを感じられる一品です。蓋を開けると鯛の香りとやさしい玉葱の香りが食欲をかき立てます。どこか懐かしい味わいです。材料・分量●平目:6切れ  ●つくね芋:120g  ●唐墨:30g  ●玉葱:42g  ●田舎味噌:6g  ●芹:30g作り方①平目は5枚におろし切り身にする②つくね芋は皮をむきすり下ろす。唐墨も皮をむきパウダーにする③玉葱はみじん切りにして水にさらし、固く絞る。芹は湯がいて1cm幅にカットしておく④②と③の玉葱、田舎味噌を合わせる⑤①の平目を焼いてから、③の芹、④の合わせたとろろをのせて再度天火で焼く長崎県 フグを使ったレシピ旨味があり淡白なふぐは、揚げる事により旨味と余分な水分を逃さずしっとり柔らかな蒸し揚げ状態になります。たとえ小さなふぐでもこの調理法で対応でき、旨味の味わいが楽しめます。柚庵地に漬けて揚げると、口に入れる瞬間にフワッと柚子の香りが広がります。6人分大阪府大阪市北区豊崎2-4-21TEL:06-6131-4668さん材料・分量2人分●鯛:2切れ(約130g)  ●玉葱:100g  ●うす揚げ:10g  ●米:1合  ●菜の花:適量●水:200ml ●昆布:2g ●薄口醤油:15ml ●塩:少々作り方①鍋に昆布、水を入れ火にかける。70℃まで温度を上げて火を止める。約1時間おく②米を研ぐ。約50分程浸水させたらザルにあげておく③菜の花は湯がいて刻んでうすく塩をしておく。うす揚げはみじん切りにしておく④玉葱は1cm角に切りフライパンに小さじ1の油(分量外)をひき、香りと色がでるまで炒める⑤鯛は皮目のみフライパンで火を通す。身は生の状態のままにしておく⑥①の昆布出汁に薄口醤油、塩少々を入れる⑦土鍋に②の米、⑥の合わせた出汁、③のうす揚げ、④の玉葱、⑤の鯛を入れて蓋をし、強火にかける⑧約2分半〜3分で沸いてくるので、しっかり中央まで沸いたのを確認したら弱火にして、7分半ほど火にかける⑨火を止めて蒸らす⑩③の菜の花を中央にとめて仕上げる材料・分量4人分●戸石とらふぐ:8貫 ●小麦粉:70g ●水:100ml ●味淋:300ml ●濃口醤油:200ml ●柚子果汁:100ml ●油:適量作り方①身欠いたふぐは食べやすいサイズにカットする。身の部位はぶつ切り、あらと身をあわせて1人前2貫が目安②味淋、濃口醤油、柚子果汁を合わせた柚庵地にふぐを30分漬け込む③水、小麦粉、柚庵地10mlを合わせた衣をつくる④②のふぐをひき上げて打ち粉(分量外)をする⑤油を180℃に熱し、③の衣に④をくぐらせ揚げる北海道産 ヒラメを使ったレシピあっさりと淡白な平目、それを唐墨と合わせたとろろと焼くことにより、立体的な味の焼物にしました。間に挟んだ芹のテクスチャーが、味わいをより引き立ててくれます。焼くことにより出てくる平目の香りと、芹の香りがとても良く合います。かわ原02chapter鯛と玉葱釜炊きごはん戸石とらふぐ柚庵揚平目・唐墨 とろろ焼川原 浩二

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