「海の恵み 食の底力 JAPAN」公式レシピブック Vol.1 2020-2021
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海の恵み 食の底力 JAPAN 公式レシピブック | vol.19北海道 増毛産 アマエビを使ったレシピ生で提供しきれない分の甘えびを違った形で調理する事により、消費量を増やす目的で作りました。火を入れる事で甘えびの香りが引き立ち、おかずにも酒のアテにもなる一品です。材料・分量●縞鯵:2切れ  ●真菜:1束  ●りんご:1/2ヶ  ●豆腐(絹ごし):1丁 ●(A) 上荒みそ(白):3合  ●(A) にきり酒:5せき  ●(A) みりん:0.2せき●(B) ねりごま:少々  ●(B) 薄口醤油:少々  ●(B) みりん:少々  ●(B) 砂糖:少々 作り方①縞鯵は三枚に卸し、骨を抜き切り身にする。切り身にしたものに塩をあて1時間置く。Aを合わせた味噌漬地に漬け込む②漬け込んだ縞鯵を焼き、あら熱が取れたら小さめに身をほぐしておく。味噌漬の魚はこげやすいので注意する③豆腐は綺麗なタオル等にはさみバットにのせ、上に同じ大きさのバットを重ね、上から重しをのせ、しっかりと水分を抜く④③の間に真菜を湯がき、八方地(適量)に漬ける⑤りんごは皮付きのまま食べやすい大きさに刻み、塩水に漬けておく⑥しっかりと水分を抜いた③の豆腐を裏ごし、Bと合わせ白和え衣を作る⑦④はよく絞り、⑤は水気を切り、焼いたシマアジと⑥の白和え衣で和える和歌山県 串本産 本マグロを使ったレシピ鮪節の香りを効かせた漬け地に一度漬ける事により、養殖鮪独特の臭みを抑え、大根おろし、季節の柑橘と和えました。脂ののった鮪の良さを残しつつ、柑橘の爽やかな風味でさっぱりと召し上がれる一品です。4〜5名分大阪府大阪市北区東天満1-9-17TEL:06-6232-8558さん材料・分量1人分(2本分)●甘エビ:12匹  ●春巻の皮:1枚  ●玉葱:1/8ヶ  ●沢庵:少々  ●卵黄:1ヶ作り方①生の甘えびは殻をむいておく。この時、みそもきれいに取り出しておく②沢庵は荒めのみじん切り、玉葱は薄くスライスして2〜3cmぐらいの長さにしておく③①の甘えび、えびのみそ、玉葱、沢庵、卵黄をよく和える④春巻の皮を斜め半分に切り、③の具材をのせ巻いていく。食感、香りがよく仕上がるよう、揚げる直前に巻く⑤180℃に熱した油(分量外)で④の春巻をきつね色になるまでしっかりと揚げる材料・分量1人分●鮪(柵):約100g ●金柑:1ヶ ●大根おろし:15g程●鮪一番だし:適量 ●濃口醤油:適量 ●みりん:適量作り方①鮪はガーゼに包み、その上から熱湯をかけさっと霜を降り、すぐに冷やす。この時表面が白っぽくなり、中は生の状態に仕上げる②鮪一番だし、濃口醤油、みりんを1:1:0.2の割合で合わせた漬け地に、①の鮪を一晩漬け込み、漬け鮪にする③金柑は横に半分に割り、種を取り除き、薄くスライスする④②の鮪を食べやすい大きさに切る⑤③、④、軽く水気を絞った大根おろし、②の漬け地を少々入れ和える三重県 尾鷲産 シマアジを使ったレシピふっくらとした背や脂ののった腹はそのまま焼いても美味しいですが、肩口や尾の方の身は繊維質で少し食べづらい部分です。一度焼き身をほぐす事により繊維感をなくし、食べやすくしました。また、縞鯵は下味を漬けてから焼く事で醤油の香ばしさが加わり、和え物にした際に良いアクセントになります。なにわ料理 有甘えびと泉州玉葱沢庵の春巻揚鮪の金柑おろし和え縞鯵味噌漬け:真菜・りんごの白和え古池 秀人

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