「海の恵み 食の底力 JAPAN」公式レシピブック Vol.3 2020-2021
35/140

長崎県産 本マグロを使ったレシピ2日間西京味噌に漬け込んだまぐろを薄くスライスし、すりおろした辛味大根と芽ネギを巻いた一品です。材料・分量●殻付き帆立貝:3個  ●生姜:1片  ●餅米:1合  ●三つ葉:1束  ●日本酒:45cc●濃口醤油:30cc  ●サラダ油:少々  ●塩:6g  ●煮切り酒:100cc作り方①餅米を研ぎ、水に浸けて一晩置く②帆立は殻から外し、貝柱、ひも、卵巣(または精巣)を取り出す③②を少量の塩で軽く揉み、水で洗い流し、キッチンペーパーで水分を取って一口大に切る④蒸し器に水を入れ沸騰させておく。①をザルにあけ、バットなどに濡れた晒しを敷き、その上に餅米を平になるようにならし、さらしを被せ、蒸し器に入れる。蒸し上がったときにムラが出ないように途中で混ぜながら、30分程蒸す⑤餅米を蒸している間にフライパンに油をひき、千切りにした生姜と一緒に③を中火で炒める。焦げ目が付いてきたら、日本酒と濃口醤油を合わせたものを入れ、そのまま中火で炒める。8割程度水分が無くなったところで火を止める⑥煮切り酒、塩、⑤で残った水分を合わせて火にかけ、沸騰直前まで沸かす⑦④と⑥を熱いうちにボウルなどに移し、混ぜ合わせる。④に⑥を吸わせるイメージで水分が無くなってきたら⑤を混ぜ合わせる。⑧⑦を器に盛り、さっと湯がいて適当に切った三つ葉をちらすかんぱちを唐揚にして、大根などの根菜と一緒に出汁で炊いた一品です。3人分京都府京都市中京区竹屋町145番地Tさん材料・分量3人分●まぐろ(柵):200g  ●辛味大根:1個  ●芽ネギ:1パック  ●塩:少々●日本酒:少々  ●西京味噌:150g作り方①まぐろは塩少々を全体に振りかけ、2〜3時間置く②①を少量の日本酒を使ってさっと洗い、キッチンペーパーで水分を取ったあとガーゼで包む③西京味噌の上にガーゼを敷き、②が入るくらいの凹みを作る。凹みの中に②を入れてガーゼを被せ、その上にさらに味噌をのせて2日間漬け込む④漬け込んだ③を味噌から取り出し、薄くスライスする。すりおろした辛味大根と芽ネギを少量ずつ巻き込み、皿に盛り付ける材料・分量3〜4人分●かんぱち:200g  ●大根:1/2本  ●金時人参:1本  ●菜種:1パック  ●柚子:1個●出汁(昆布とカツオ):600cc  ●日本酒:360cc  ●水:540cc  ●みりん:50cc  ●塩:少々●油:適量  ●出汁昆布:5g作り方①かんぱちは一口大に切り、少量の塩を振りかけ1時間ほど置く②大根は2cm程の厚さの銀杏切り、金時人参は一口大の乱切りにする③鍋に②と水、日本酒、出汁昆布を入れ火にかける。沸騰してきたら、アクをすくい中火で②が柔らかくなるまで茹でる。水分が最初の1/3程度になるのが理想。茹で汁に野菜の旨みが出ているのでそのまま使う④③の鍋の中に出汁を入れ、沸騰したら弱火にして濃口醤油適量とみりんを少しずつ加えながら30分煮込む大分県産 カンパチを使ったレシピ⑤①を水で洗い、キッチンペーパーで水分を取る。片栗粉をつけて180℃に熱した油で揚げる⑥揚げたかんぱちを④の鍋の中に入れ、一煮立ちさせて火を止める。この時、かんぱちの周りの衣が出汁を吸うので長く煮ないよう注意する⑦菜種はさっと湯がいてから⑥の鍋に入れ、出汁をふくませる⑧柚子は皮の黄色い部分だけを千切りにして、最後に盛り付ける宮城県産 帆立貝の貝柱、ひも、卵巣(精巣)と千切りした生姜を醤油と酒で炒め、蒸し上げた餅米と混ぜ合わせた一品です。33海の恵み 食の底力 JAPAN 公式レシピブック | vol.3押小路岡田01chapter岡田 本まぐろの味噌漬け辛味大根巻きかんぱちの揚げ煮帆立貝と生姜の飯蒸し

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る