「海の恵み 食の底力 JAPAN」公式レシピブック Vol.3 2020-2021
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あつめし(温飯)は大分県南部地域の郷土料理。漁師さんが新鮮なうちにさばいた魚を切って、九州特有の甘い醤油、みりん、酒、砂糖を合わせたたれであえ、ごまやねぎ、海苔、柚子胡椒などの薬味を加え、炊きたての熱々の丼めしの上にのせて食べます。お好みで熱いお茶やだし汁を注いでどうぞ。いつもの刺身から一変。みかんと合わせた軽やかなシンプルサラダに仕立てました。脂ののったぶりと酸味のあるフルーツは相性抜群。ぶりの脂をみかんのやわらかい酸味が切ってくれるので、一緒に食べることで爽やかな風味が広がります。フルーツは、そのほかにいちごやキウイ、ぶどうでもよく合います。香川県産 オリーブぶりを使ったレシピ鹿児島県産 ぶり大将を使ったレシピ大分県宇佐市の「生活工房とうがらし」代表。“ごはんはエール”をモットーに、食を基軸に人と人をつなぎ、人と産地をつなげるフードプロデューサーとして活躍。「ごはん大好き」(FBページ)は世界に6万人のフォロワーをもつ。 大学卒業後、メーカー勤務を経てエコール辻東京にて学ぶ。「いこまゆきこお料理教室」主宰。発酵プロフェッショナル、酒ディプロマ、酒エキスパート、漢方スタイリスト。食まわりの執筆・講演、レシピ提供等を行う。作り手と食べ手、地方と都会の橋渡しとなるべく活動中。フードプロデューサー料理家⑥材料・分量●ぶり(刺身用/サク)●醤油●みりん●酒●細ねぎ作り方① ② ③④⑤材料・分量2人分●ぶり(刺身用)●みかん●塩●エクストラバージンオリーブ油●セルフィーユ(お好みで)作り方① ② ③④ごはんは硬めに炊く 醤油、みりん、酒を合わせて、たれを作る ぶりは食べやすい大きさ、厚さでそぎ切りにし、②のたれに漬けるねぎは小口切りにし、薬味を準備丼に熱々の①のごはんを盛りつけ、たれに漬けておいた③のぶりをのせ、薬味をのせるそのままでも、熱いだしもしくは、お茶を注いで食べても良い。お好みの食べ方でどうぞぶりは7mm位の厚さに切り、皿に並べるみかんは皮ごと1cm位の輪切りにし、皮を取り除き、半分に切る①のぶりと交互になるように、②のみかんを並べる塩をぶりの上にふり、オリーブオイルをまわしかけ、セルフィーユをのせる2人分100g大さじ2大さじ2大さじ2適宜●海苔●ごま●柚子胡椒●ごはん●だし、またはお茶100g2個ひとつまみ適量適量適宜適宜適宜1合300㎖海の恵み 食の底力 JAPAN 公式レシピブック | vol.351ぶりのあつめしぶりとみかんのマリネサラダ神谷 よしえさんいこまゆきこさん

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