「海の恵み 食の底力 JAPAN」公式レシピブック Vol.3 2020-2021
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③④⑤③④菜の花のほろ苦さがほたての甘みを引き立てます。菜の花はくたくたとろとろになるまで蒸し煮にし、ほたてはさっと火を通す程度で、ほたてに火を通しすぎないのがコツ。ホタテは外をカリッとソテーし、中はレアに仕上げてあります。ホタテを取り出し、フライパンについた旨味をこそげ取りながらソースを作ります。ポイントはリッチな風味を残すため火を止めてからバターを加えることです。余熱でバターをゆっくり溶かすことでソースに程よくとろみがついてきます。現在は三浦半島相模湾沿いに暮らす。海辺で暮らすようになって以来、地魚で作るレシピが増え、書籍、テレビ、雑誌等でレシピを紹介している。インスタグラム@hida_kazuo2011年渡仏。料理と製菓のフランス国家資格(CAP)を取得。帰国後、母である料理家・脇雅世のアシスタント、ジャパン・クラフト・サケ・カンパニーでフードディレクターを経て、料理家として独立。日本酒のきき酒師、JSAソムリエの資格を持つ。料理家料理家材料・分量●ほたて●菜の花●にんにく●塩●ナンプラー●オリーブオイル作り方① 材料・分量●ホタテ●サラダ油●にんにく●みりん●醤油●バター作り方① ② ほたてはさっと洗って水気をよくふきとり、塩(分量外)ふたつまみをふって10分おく。もう一度水気をふく 菜の花は水につけてシャキっとさせ、根元を少しだけ切り落として、縦に4等分に切ってから半分の長さに切る。にんにくはつぶす厚手の鍋に菜の花とにんにく、塩小さじ1/4、オイルを入れてふたをし、中火にかける。ふつふつしてきたら弱火にして15分蒸し焼きにする③にほたてを合わせて、3分蒸し焼きにし、味をみてナンプラーをほんの少し加えるゆずなど柑橘を添えて盛りつける② ホタテを流水で洗い、ペーパーで水気をしっかりふきとる。小柱を取り除くフライパンに油を引き、しっかり予熱をかける。中火でホタテの両面をカリッと焼く。きれいな焼き色がつくよう、ここで何度もホタテをひっくりかえさないことがポイントホタテをとりだし、余分な油を除く。みじん切りにしたにんにくとみりんを加え、みりんのアルコールが飛ぶまで煮詰める。醤油を加え、ひと煮立ちしたら火を止める③のフライパンに冷たいバターを加え、余熱でゆっくり溶かしてソースをつくるごはんを皿に盛り、サラダ用の野菜とホタテをのせて、上からソースをかける⑤ 2人分2人分5、6個ひと束100gひとかけ小さじ1/4少し大さじ37個小さじ2●レタスなど1/2片大さじ1大さじ1大さじ1●ごはんサラダ用の野菜適量お好みでお魚応援団と料理家たちのレシピ宮城県産 ホタテを使ったレシピ宮城県産 ホタテを使ったレシピ56海の恵み 食の底力 JAPAN 公式レシピブック | vol.304chapterほたてと菜の花のオイル蒸しホタテのにんにくバター醤油飛田 和緒さん加藤 巴里さん

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