「魚の骨選手権」イベントレポート

「魚の骨選手権」イベントレポート

    • 「魚の骨選手権」イベントレポート
    • 仙台駅前のE-BeanSで
      「魚の骨選手権」イベント開催!

      2021年3月19日(金)~ 21日(日)の3日間。JR仙台駅西口駅前の商業施設「E-BeanS(イービーンズ)」4階・杜のガーデンテラスで開催された「これからのハナシをしようよマルシェ」。東北のこれからの食シーンを発信するイベントの中で、「魚の骨選手権」のブース出店とステージイベントが行われました。新型コロナ禍の影響もあり、イベント会場でのお魚の振る舞いは規模が縮小されたものの、近隣の飲食店「仙台駅前 みやぎ鮮魚店」「おさかなセンター イチノイチ 仙台駅前店」のご協力により、各店舗で焼き立てのサンマ200尾を無料提供。参加者はこのお店や自宅などで食べ終わった魚の骨を撮影して、インスタグラム投稿でエントリー。後日、審査員により選ばれた最も美しい「魚の骨グランプリ」が決定されます。

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    • 伊達武将隊の松尾芭蕉さんによる
      食べ方講座とトークショーも

      ステージイベントでは奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の松尾芭蕉さんによるトークショーを開催。「魚の骨選手権」の案内とともに、宮城県の旬のお魚の紹介も。「秋は広瀬川にも鮭が上ってくることがあるんですが、桜の咲く時期にはサクラマスもやってくるんです。この時期はとても美味しいのでぜひ食べてみてください」。そして、芭蕉さん自らサンマの丸焼きを試食しながら、骨をキレイに取るコツを伝授。「ご自宅で食べた魚でもエントリーできますので、サンマだけではなく色々な魚を食べて挑戦して欲しいなと思います。そして、食べ終わった骨を写真に撮って、そこで松尾芭蕉のように一句詠んでみてください」と笑顔でお話されていました。

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    • 「いろんな魚を自分で捌いて
      おいしく食べられるようになりたい」

      イベント会場では松尾芭蕉さんのトーク後に、数量限定でサンマが振舞われ、会場のお客さんも試食に挑戦。フリーペーパーの告知を見て来場したという女性客は「昨日カレイの煮つけを食べて『上手に食べられるようになりたいね』という話をしていたばかり。自分でもお魚の捌き方を学んで、いろんなお魚をおいしく上手に食べられるようになりたいと思いました」と語っていました。
      「ワタにエグさがなくてとても美味しく食べられました。きれいに食べるコツは…愛を持って食べることですかね!」とお魚愛を熱く語る参加者も。

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    • 親子でお魚について話しながら
      楽しく食事をするきっかけに

      「おさかなセンター イチノイチ 仙台駅前店」でサンマを試食した親子からは、「お腹のところに骨が残らないのはどうして?」といった会話も聞かれました。丸焼きなら骨の構造を見ながら会話したり、魚の種類による違いを発見したり…。小さな骨や身をつまむには上手な箸の使い方や丁寧な食べ方も要求されます。子どもの好奇心をくすぐりつつ、お魚や食べ物に対する愛情を育むことができる「魚の骨選手権」。親子はもちろん夫婦の間でも、食卓でのコミュニケーションのきっかけにすることで、魚の骨が「面倒なもの」から「楽しいもの」に変わっていきそうです。

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